横浜FCがヴィッセル神戸を2戦合計2-1で下し、クラブ史上初のカップ戦8強入りの勢いで、準決勝進出を決めた。

この試合は後半39分に失点して0-1で敗れたが、3日の第1戦を2-0で勝利していたアドバンテージで勝ち上がった。

昨季2冠の神戸を抑えての4強進出は、GK市川暉記(26)のビッグセーブなしには届かなかった。神戸に退場者が出て数的優位となっていた前半32分、神戸MFエリキが抜け出して市川と1対1になる場面を迎えた。ここで市川はエリキのシュートを右足でセーブ。「ニアを消しながら、右足をあのコースに出せば当たるかなと、タイミングを合わせて出した」と相手の動きを見きわめた守備が、神戸に勢いを与えないことにつながった。

GKとして終盤の1点を悔やんだ市川だが、クラブ初となる4強入りには「常々クラブの歴史を塗り替えたいというのはクラブとして言っているし、その中で少しずつ塗り替えていけている。チームとして成長している」と喜びの表情。自らのビッグプレーで貢献した上での準決勝進出に胸を張った。【永田淳】

【ルヴァン杯】神戸はあと1点届かず敗退でまたも初制覇ならず 横浜FCはクラブ史上初の4強