京都サンガF.C.が清水エスパルスに敗れ、11戦ぶり黒星で首位陥落した。

最初のビッグチャンスは清水。前半7分に左サイドでつないだところから中央へラストパスを送ると、FW高橋利樹が倒される。一度は流されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックの末にPK判定が下された。しかし同12分に高橋本人が蹴ったボールはバーに当たってゴールならず。清水は先制の絶好機を逃した。

その後はこのピンチを乗り切った京都が次第にペースを握る。素早い切り替えで清水に自由を与えず、攻撃を展開。同18分と21分にはMF福岡慎平の縦パスからゴールに迫り、同40分にはカウンターからビッグチャンスを作った。MF松田天馬が運び、最後はFW原大智がゴール前で受けたが、DFに止められて打ち切れなかったが、迫力ある攻撃を展開した。

後半もそれでも選手交代が奏功した清水が試合を動かした。後半30分、DF住吉ジェラニレショーンのスルーパスに抜け出したDF高木践が右からグラウンダーのクロスを入れると、MF矢島慎也がダイレクトで流し込んでネットを揺らした。

負けられない京都は果敢に清水ゴールを狙ったが、同33分に立て続けに放ったヘディングは清水GK梅田透吾に止められ、その後のクロスや鋭いくさびのパスからの攻撃も決定打にはつながらず。最後は怒濤(どとう)の攻撃をしながらも得点が決められなかった京都は、5月25日東京ヴェルディ戦以来、11戦ぶりのノーゴール。リーグ5戦連続ゴール中のだったエースFWラファエル・エリアスが累積警告による出場停止で不在となったことが響く結果となった。

執念のディフェンスで守り切った清水は、前節に続くウノゼロ勝利。06年7月以来負けていないJ1でのアウェー京都戦で相性の良さを発揮した。