最下位に低迷するアビスパ福岡は、特別大会で初めてJ1の舞台に立つ24歳辻岡佑真が光った。前半22分にゴールを決め、1-2の後半追加タイムはDFながらゴール前で受けたパスを冷静に流し込んだ。PK戦でも2度とも成功させ「チームを助けられて良かった」と緊張した面持ちで話した。
香川県出身。昨季はJ3北九州でチームトップタイの36試合に出場し、経験を積んだ。J3からはい上がり「メンタルでびびっていては何も見えなくなる」。左サイドでの球さばきにもたけ、塚原監督は「彼が入ってから左の攻撃が活性化されている。数試合でも伸びている」と目を細めた。
チームは開幕から8試合で、90分での勝利がない。決定力を欠いて複数得点もなかっただけに、明るい兆しだ。窮地を救った新顔は「もっともっと自分の良さを出せる」と貪欲だった。



