30季ぶりにイングランド・プレミアリーグを制覇したリバプールが、20-21年シーズン前テストとして22日にシュツットガルト(ドイツ)、25日にザルツブルク(オーストリア)と練習試合に臨む。

リバプールにFW南野拓実が所属し、シュツットガルトにMF遠藤航、南野の古巣でもあるザルツブルクにはMF奥川雅也が所属しているため、プレシーズンマッチで日本人対決が実現する可能性がある。

シーズン前合宿を続けるオーストリアで会見したユルゲン・クロップ監督は「私はシュツットガルトで生まれ、子供のころから好きなクラブ。今季から1部昇格することが非常に喜ばしい。ザルツブルクは少し前にタキ(南野)を獲得した。いずれも現時点で非常に重要な試合になる」などと話した。

リバプールは8月29日にFA杯王者アーセナルとの親善試合、9月12日には新シーズン開幕戦でリーズとホームで対戦することが決まっている。

クロップ監督は「かなりタイトな日程。もう1度、選手たちにサッカーすることを思い出してほしい。自分たちのやり方でゲームの問題に対処し、作成し、準備し、一緒に守備する準備ができているか。長い間、取り組んできた原則がわかっているかを見てほしい」と練習マッチ2試合を組んだ意図を明かしていた。