大会最多14度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)がホームでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2-1で逆転勝ちし、2戦合計4-3として2季ぶりに決勝に進んだ。6月1日にロンドンのウェンブリー競技場で、27季ぶり2度目の制覇を目指すドルトムント(ドイツ)と対戦する。
敗色濃厚の終盤に途中出場のFWホセルが2点を奪い、逆転で決勝進出を決めた。アンチェロッティ監督は「過去に何度も起こった説明がつかないことが再び起こった。それは魔法のようなもので、全く説明できない」と語った。
約7万7000人で埋まったホームで劇的逆転勝ち。「今回もまた、サポーターは信じられないほど素晴らしかったし、スタジアムが我々を助けてくれて、選手たちは勝利を信じ続けた」とサポーターに感謝した。
「私も含め誰も予想していなかったシーズンを選手たちは成し遂げてくれた。決勝に進出することはどんなことがあっても成功だ。我々はこの後、リーグ優勝を祝うので素晴らしい時間を過ごすことができると思うし、シベレス広場(※Rマドリードが優勝を祝う場所)に行くためのお祝いの時間をお願いしている。選手たちに幸せが広がっているよ」と喜んだ。
以下、アンチェロッティ監督の記者会見での主な一問一答。
-なぜこのようになると思わなかったのか
それはけが人がたくさんいたからだ。誰もがクルトワやミリトン、アラバのことを話していたが、ビニシウスやチュアメニ、カマビンガといった選手たちがいないこともあった。しかし我々は不満を言ったことはない。このチームはそのような問題を利用して、このチームの価値や個性を証明してきた。
-バイエルンのトゥヘル監督が主審を非難したことについて
最後のプレーは非常に明確だ。もしかしたらオフサイドではなかったかもしれないが、副審が旗をあげ、主審が笛を吹いたので我々はプレーを止めた。彼はハイレベルなレフェリーだよ。彼らがそのことについて文句を言うなら、我々は取り消されたナチョのゴールについて話す。キミッヒはダイブしたのだからね。
-ホセルの決勝点の際にVARの判定を待っていた時の心境について
私はベンチであれは正当なゴールだと話していた。あれは明らかに正当なゴールだったので、アドバンテージを守ることを考えていたよ。
-レアル・マドリードというチームについて
Rマドリードは会長によって非常にうまく運営されているファミリーだ。重い歴史と伝統があるサッカークラブだよ。ここで働いている人たちは、このユニホームを着ることができて幸せだ。
-今日の試合でビニシウスが世界最高の選手としての地位を確固たるものにしたと思うか
それは分からないが、彼がこの準決勝でチームにもたらしたものは、他の誰もやることができないことだ。彼がこの第2戦でやったようなプレーは何度も見られるものではないが、決勝でも主役を務めるはずだ。【マドリード=高橋智行通信員】

