[ 2014年2月19日10時8分

 紙面から ]くす玉を割ってジャンプ日本代表を祝福する伊藤(撮影・奥村晶治)

 17日(日本時間18日未明)に行われたソチ五輪の男子ジャンプ団体で、日本が98年長野大会以来16年ぶりのメダルとなる「銅」を獲得した。

 葛西紀明(41)の所属先、土屋ホーム(札幌市)では個人戦に続いて社員らが集まって声援を送った。ジャンプ女子で7位に入賞した伊藤有希(19)も参加し、日本の銅メダルが確定すると大きなくす玉が割られ、金色のシャンパンで祝杯。自主練習の合間を縫って、北海道神宮に参拝してから本社に足を運んだ伊藤は「祈る思い。いい風を送りたくて。本当に感動しました」。川本謙総監督(64)は「社会貢献の一環として取り組んできたことが最高の形に。社内的にも非常に盛り上がっている」と話し、自社ビル1階に五輪特設コーナー設置も検討する方向だ。