<世界陸上>◇20日◇ベルリン五輪スタジアム

 男子200メートル決勝はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が北京五輪で出した19秒30の世界記録を0秒11更新する19秒19の世界新記録で圧勝した。ボルトは9秒58の世界新で制した16日の100メートルと合わせ、同五輪に続く個人種目での短距離2冠となった。

 2位はアロンソ・エドワード(パナマ)の19秒81で、0秒62の大差。ウォラス・スピアモン(米国)が19秒85で3位となり、史上初めて5選手が19秒台で走った。

 十種競技の池田大介(WUA)は7788点で26位。男子5000メートルの上野裕一郎(エスビー食品)、同走り幅跳びの荒川大輔(大阪陸協)はともに予選で敗退した。

 女子走り高跳びはブランカ・ブラシッチ(クロアチア)が2メートル04で2連覇し、同400メートル障害は北京五輪女王のメレーン・ウォーカー(ジャマイカ)が52秒42の大会新で優勝。男子110メートル障害はライアン・ブラスウェイト(バルバドス)が13秒14で制し、世界記録保持者のダイロン・ロブレス(キューバ)は準決勝で途中棄権した。