世界陸上女子マラソンで銀メダルの尾崎好美に続いてマラソンの日本勢が帰国し、男子で6位入賞の佐藤敦之(中国電力)は「北京五輪の最下位は無駄じゃなかった。合格点」と充実した表情を浮かべた。メダル争いに加わるには地力の底上げが不可欠とし、「最低でも(2時間)6分台。ハーフは59分台」と自己記録更新を目標に掲げた。10月には世界ハーフマラソン選手権(英国)に出場する。

 女子7位の加納由理(セカンドウィンドAC)は11月のニューヨークシティー・マラソン出場を明言した。