<世界陸上>◇22日◇男子400メートルリレー決勝◇ベルリン五輪スタジアム

 22日に行われた男子400メートルリレーで日本(江里口、塚原、高平、藤光)が将来のメダル獲得に手応えをつかんだ。38秒30で3位と0秒28差の4位。北京五輪銅メダルのメンバーだった朝原氏が引退、末続が無期限休養中で2人が入れ替わったが、世界で戦える力を証明した。タイムは北京銅メンバー(塚原、末続、高平、朝原)の記録を除けば日本歴代トップ。新チーム最年長の高平は「北京の時はメダルが転がり込んできたけど、これからはつかみにいかないといけない。決勝の常連でなく、表彰台の常連になりたい」。それでも選手や走順が変わって最初の大会で、この結果は上々。新生ジャパンが好発進した。