<陸上:日本選手権>◇初日◇25日◇広島広域公園陸上競技場

 世界選手権(8月・ベルリン)代表選考会を兼ね、男子5000メートルは上野裕一郎(エスビー食品)が13分41秒04で初優勝して初の代表入りを決めた。

 女子1万メートルはすでにマラソン代表に決まっている赤羽有紀子(ホクレン)が31分57秒44で勝ち、佐伯由香里(アルゼ)が2位、福士加代子(ワコール)は3位。

 女子棒高跳びを4メートル35の大会新記録で制した近藤高代(長谷川体育施設)、男子3000メートル障害で勝った岩水嘉孝(富士通)、女子やり投げ優勝の海老原有希(スズキ)も代表入りした。

 女子200メートル予選は日本記録保持者の福島千里(北海道ハイテクAC)がトップの23秒30をマークし、23秒95だった高橋萌木子(平成国際大)とともに26日の決勝に進出。男子200メートル予選は高平慎士(富士通)が20秒51でトップ通過した。

 女子走り高跳びは福本幸(大阪陸協)が4連覇した。