<陸上:日本選手権>◇最終日◇28日◇広島広域公園陸上競技場

 女子走り幅跳びで、桝見咲智子(九電工)が世界選手権(8月、ベルリン)代表の座を射止めた。5回目の跳躍で6メートル65を跳び、参加標準記録Bを3センチ突破。井村久美子(サニーサイドアップ)を抑えて優勝し、初の世界切符をつかんだ。「やっとですね、目指していたんで…。越えられないカベだったんで…」と涙を流して喜んだ。