全日本実業団対抗女子駅伝は15日、宮城県松島町中央公民館前〜仙台市陸上競技場の6区間、42・195キロで行われる。

 エース福士加代子(31)の走りがチーム浮沈のカギを握る。昨年は3区で区間賞を獲得。全盛時の馬力はないものの「コツをつかんだ」走りで新谷仁美(25=ユニバーサルエンターテインメント)を抑えた。さらに今年8月のモスクワ世界陸上では銅メダルを獲得し、苦手としていたマラソンの結果にもつなげた。10月の西日本予選は休養期間後ということもあり3区で区間7位と振るわなかったが、「自分の力を過信していた。全日本では5倍返しくらいをする」と雪辱を誓って全日本大会に挑む。