3区(21・4キロ)で、東海大の1年生・石原翔太郎が首位を奪取した。

1分1秒差の3位でタスキを受けると力強く前へグイグイと勢いよく出ていく走りで、首位の東京国際大の内田光(4年)の背中を追った。ジリジリと差を詰め、11・5キロ付近で逆転。トップに立った。

岡山・倉敷高2年で出場した全国高校駅伝では自らの走りで逆転し、初優勝に貢献した。両角速監督がほれ込んだ才能が、ここ一番で輝きを放った。

優勝候補の一角、駒大は小林歩(4年)が力強く前を追い、3位へ上げた。