5区(15・8キロ)は、三菱重工が首位を守った。山下一貴が堅実に走り、2位のSUBARUに21秒先着し、タスキをリレーした。

3位のHondaは、東京五輪男子3000メートル障害代表の青木涼真が47分50秒の激走で、5位から3位へ順位を上げた。青木は埼玉・春日部高の出身。サッカー部に入部しようとしたが部室が分からず迷っていたところ、陸上部から誘われて方向転換したという逸話を持つ。春日部高在籍時は川内優輝が事務職員として働いており、一緒に練習した思い出があるという。

連覇を狙う富士通は14位。マラソン日本記録(2時間4分56秒)保持者の鈴木健吾が登場し、5人を抜いたが、大きく順位を上げることはできず。首位から3分28秒遅れとなった。

旭化成の小野治大が47分46秒で区間賞に輝いた。