第99回東京箱根間往復大学駅伝(23年1月2、3日)に出場する21チームの区間エントリー(16人以内)が29日、発表された。

創価大の嶋津雄大(4年)は休学期間があり、箱根駅伝は予選会を含めて3度しか選手登録されていないため、大学5年目で4度目の箱根路に臨む。2年時に10区で区間新記録を樹立。3年時は4区区間2位の力走で初の往路優勝の流れをつくり、4年時は再び4区で6人抜きで区間賞。今や全国区のエースは今季も健在。4度目の今回は前回に続き4区にエントリー。「4区で自分の限界にトライしたいという思いもある」。失明の可能性もある「網膜色素変性症」という弱視のハンディを乗り越え、卒業後もGMOインターネットグループで陸上を続ける。