今週はフットサルFリーグのチアが初登場。立川・府中アスレティックFCのオフィシャルチアダンスチーム「アスレファンタジスタ」だ。東京競馬場のある東京・府中市と立川市がホームタウンということで、馬をイメージしたパフォーマンスでファンを沸かせている。

「アスレファンタジスタ」のハーフタイムショーはユニークだ。チアはカウガールに扮(ふん)し、テンガロンハットにダンガリーシャツ姿で登場。ウエスタン調の曲と振り付けを取り入れたパフォーマンスを展開する。公式マスコットの「アスレくん」とのダンスも人気だ。

カウガールをイメージした衣装で踊るアスレファンタジスタ。中央は公式マスコットの「アスレくん」 (C)FuchuAFC
カウガールをイメージした衣装で踊るアスレファンタジスタ。中央は公式マスコットの「アスレくん」 (C)FuchuAFC

この「アスレくん」は昨シーズン、選手が主体となったクラウドファンディングで誕生した。愛らしい馬が、ブラウンのユニホームを着ている。ディレクターの新條恵美子さんは「マスコットが誕生したことでパフォーマンスの幅ができ、テーマ性を持った振り付けや演出ができるようになりました」と言う。

立川・府中アスレティックFCはFリーグ・ディビジョン1に所属。昨シーズンはプレーオフ準決勝で敗退し、3位だった。今年のスローガンは「GO BEYOND」。さらなる高みを目指すチームを、チアが後押しする。

チーフディレクター松田華衣さんは「学生から社会人、チア経験もさまざまなメンバーが集まっています。お互いの良さを吸収し合い、フレッシュな気持ちで切磋琢磨(せっさたくま)しています」と話した。【元NFLチアリーダー松崎美奈子】

◆Athle FantasistA(アスレファンタジスタ)2010年創設で、メンバーは現在10人。13年にチアダンスアカデミーを開校。府中市や立川市でイベント活動も行う。