団体追い抜き予選の女子で、梶原悠未(筑波大)古山稀絵(日体大)橋本優弥(鹿屋体大)中村妃智(日本写真判定)が組んだ日本は4分30秒955で9位となり、上位8チームによる1回戦に進めなかった。

 近谷涼、一丸尚伍(ともにブリヂストン)今村駿介(中大)沢田桂太郎(日大)で臨んだ男子も4分1秒753の9位で予選敗退した。

 2大会連続でメダルがない日本は今回、男子ケイリンで脇本雄太(日本競輪選手会)がメダル候補に挙がる。昨年12月のワールドカップ(W杯)第4戦(チリ・サンティアゴ)で優勝。日本自転車競技連盟によると、同種目の日本勢制覇は14年ぶりだった。前回の世界選手権では日本勢3選手が準決勝に進めず悔しい結果に終わっただけに、雪辱を果たしたい。

 女子は中長距離の梶原に注目。今季のW杯は4種目で争うオムニアムで第3戦(カナダ・ミルトン)と第4戦を連勝。大舞台で力を出し切れれば、メダル争いに絡んでくる。