<全国高校バスケット選抜優勝大会:東海大三72-61金沢総合>◇女子1回戦◇23日◇広島グリーンアリーナ

 1回戦屈指の好カードは5年連続9回出場の東海大三(長野)が、2004年本大会優勝、11年高校総体Vの強豪・金沢総合(神奈川)を破った。

 東海大三は第1クオーター(Q)立ち上がり、主将の内堀紫菜(3年)の3Pシュートなどで11-0とリード。一方の金沢総合はなかなか攻撃のリズムをつかめない。同Qを16-8の8点差とすると、第2Qもリードを守り、34-28で前半を終えた。

 第3Q、金沢総合は吉成文(2年)の3Pなどで追い上げるが、東海大三も内堀が入れ返し、点差は縮まらない。56-48で最終第4Qに入った。その後、東海大三は残り5分半で同点に追い付かれたが、北川直美(3年)、丸山陽絵(2年)らの4連続得点で突き放した。そして、東海大三はディフェンスでプレスをかけて金沢総合に得点を許さず、勝利をモノにした。