<バレーボール・全日本高校選手権:とわの森三愛2-0習志野>◇6日◇男子2回戦◇さいたまスーパーアリーナ
とわの森三愛(北海道)が習志野(千葉)を下し、初戦を突破した。前日5日に急きょメンバー変更を余儀なくされるピンチにも、終始落ち着いたコンビバレーを展開。一昨年の国体で4強の実績もある難敵を、昨夏の総体に続きまたも退けた。東海大四も添上(奈良)を2-1の逆転で破り、そろって3回戦進出を果たした。
24-20で迎えた第2セットのマッチポイント。とわの森三愛のエース小池勇輝(2年)とブロックに跳んだトイード・ケーシー・卓(3年)の右手に当たったボールが、習志野コートに落ちた。先月の練習中に道予選時のレギュラー関山大介(2年)が、左手の中指を骨折。直前の練習試合は田城広光(1年)を代役として戦ったが、今度は本番前日に田城が38度の発熱。急きょ関山をスタメンに戻した。試合後、関山は「戦っている時は痛くありませんでしたが、今はちょっと痛いかな」。万全ではない関山をチーム全員でカバーし、勝利を収めた。
一昨年は初戦敗退、昨年は道大会で敗れた。この日チーム最多の8点を挙げた星和希(3年)は、1年の時に敗戦をベンチで見届けた。「チームのために何ができるかだけを考えて2年間やってきた」と星。小池がマークに苦しむ中、練習してきた1人時間差やクイックで相手を翻弄(ほんろう)した。
今日7日の3回戦では一昨年の準優勝校・鎮西(熊本)と対戦、勝てば8強入りした総体に並ぶ。続く準々決勝では、総体と国体の覇者・星城(愛知)と激突する可能性が高い。大江航太主将(3年)は「夏に負けた相手にもう1回挑戦します」。総体準々決勝で敗れた王者打倒に闘志をむき出しにした。


