東京成徳大高の浜西七海(3年)が速攻で走りだす。フリーのスペースからは3点シュートを放つ。

 第1Qの中盤、木村亜美(2年)とともに、小沼康乃主将、神崎璃生(3年)と交代で出場して動き回り、流れを引き寄せた。「相手はゾーンで守っていた。空いた場所から打つ3点シュートと、高さを生かしてそのリバウンドを拾うことができれば、ウチのペースになると考えていた。浜西は突破口になりました」。遠香周平コーチ(49)は予想以上の快勝劇に笑顔を見せていた。