富山工(富山)が鳴門渦潮(徳島)との初陣対決を制した。

 お互いに硬さからミスが目立ち、もつれる展開。189センチとチームで最も背が高い飴谷由毅(3年)が第3Q、落ち着いてゴール下でシュートを連発する。控えの千保北斗(2年)もリバウンドからのシュートで、流れを加点していった。

 「県の代表として、皆で勝とうと徹底した。それが実現できた」と松井昭博コーチ(57)。創立100周年で高校総体、ウインターカップと初出場を決めた。総体も初戦を突破している。「もう1勝したい」と指揮官は意欲的だった。