28年ぶり2回目出場の浜松開誠館が、初めて8強入りを果たした。

 前半を7点リードで折り返した第3クオーターで、チームの得点源となる石田悠月(2年)が計9得点を奪取。チームにも本来の勢いが戻り、さらにリードを広げ、準々決勝進出を決めた。

 チーム最多となる計24得点を挙げた石田は「次の試合も最初から(ゴール)リングに向かっていきたい。(準決勝の)メーンコートで戦うことが目標です」と意欲を示した。チームとして目標に掲げていた8強入りを達成した三島正敬監督(41)は「選手たちが全国大会を通じて成長し、チーム力が上がっている」と手応えを口にしていた。