2大会ぶり6度目の優勝を目指すAシードの東福岡は6日、神戸市内で1時間半調整し7日に行われるBシード東海大仰星(大阪第1)との決勝戦に備えた。

 宿舎出発前、今大会の準決勝の映像を見て対策を立てた。練習では、FWとBKが一体となる連続攻撃への対応などを確認した。藤田雄一郎監督(44)は「まとまっていて強い。花園前とは見違えるほど成長している」と言う。だが前回大会準決勝で敗れ2連覇を阻まれた相手に対し全員がリベンジの思いを強くしている。高校日本代表候補のロック箸本龍雅主将(3年)も「ライバルには絶対負けない」と気合十分だ。これまで決勝で2度対戦し1勝1敗。だが3度目の対決は、高校日本代表候補10人を擁す底力で圧倒してみせる。