ロシア・オリンピック委員会(ROC)のジューコフ会長は28日、国ぐるみのドーピング問題により国際オリンピック委員会(IOC)から科されていた資格停止処分が解除されたと発表した。

 2月に行われた平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)ではロシアは資格停止処分となっていたために選手団の派遣が禁じられ、潔白を証明した選手のみが「ロシアからの五輪選手(OAR)」として個人資格での出場が認められた。出場した選手は国旗や国歌の使用が禁じられた。