日本サーフィン連盟は13日、都内で理事会を開き、世界選手権相当の19年ワールドゲームズ(WG)に向け、同年に初めて国内代表選考会を行う方針を示した。19年WGは東京五輪の出場枠が懸かる可能性が高く、より多くの枠を得るためにも出場選手を絞り込む。

 10、11日に行われた合宿同様に、強化指定選手を対象に実戦形式での合宿を行い、第1次段階として人数を絞る。その後に代表選考会を行い、最終的にWGに出場する選手を決定する見通し。

 日本連盟の宗像富次郎副理事長は「より多くの枠を取ってきてもらえる選手を派遣したい。頑張ってもらいたい」と話した。

 また、今年9月に愛知・田原市で行われるWGの出場選手については宗像副理事は「選考方法、選手については、日本プロサーフィン連盟(JPSA)、ワールドサーフリーグ(WSL)、日本連盟の3団体で調整していく方向で決まった。今年は日程的に選考会を行うことは難しいと思う」とした。

 東京五輪の出場枠についてはまだ正式には決定していない。