フィギュアスケート世界選手権2年連続の銀メダルを獲得した宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が27日、開催地のイタリア・ミラノから成田空港に帰国した。来季に向けて「これをしたいということはないけれど、もっとうまくなりたい。選手として強くなって、レベルアップに励みたい」と向上心を口にした。

 今季を振り返り「悔しいと思う試合が多かった」と話す一方で、「ああしておけばよかったというのはない」という。平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)後にスケート靴を替えたことで生じた右足甲の痛みについては「みんなが思ってるほど、足の痛みは心配ない」と説明した。

 今後は4回転ジャンプを3種類に絞る方針も改めて口にし、「ジャンプが成功しないと始まらない。質を上げないと戦えない」と語った。