バドミントンの17年世界選手権女子ダブルス銀メダリストで、4月30日付で再春館製薬所を退社する福島由紀(24)広田彩花(23)組が30日、広田のインスタグラム上で連名であいさつ文を発表した。

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 「この4月末に私たちは再春館製薬所を退社いたします。直接みなさまにお目にかかって退社のご挨拶をするつもりでしたが、いろいろな事情から難しいと判断し、文書でのご挨拶とさせていただきます。郵便で送る余裕もなく、このような場でのご挨拶となることをお詫びいたします。

 私たちは再春館でバドミントンができて本当によかったと思っています。ルネサスの廃部が決まり、みんな困り果てていたとき、西川会長が私たちを救ってくださいました。大好きなバドミントンに心置きなく打ち込めることができ、幸せでした。

 再春館のみなさまは、会社をあげて私たちを応援してくださり、西川社長は自ら先頭に立ち応援してくださいました。まだルールもあまりわからなかった時でも一生懸命応援して下さっていましたし、私達が嬉しい時も悔しい時も泣いてくださったのを覚えています。

 日本リーグでは新しいことをしようと取り組んでいただき、熊本で初めてのライトアップという演出をしてくださいました。その中で試合をさせていただき、凄くワクワクしてすごく楽しかったですし、心に残る試合でした。

 会長をはじめ、社長、会社のみなさまにはここまで応援していただけるバドミントン部は幸せです。吉住常務、監督、コーチ、マネージャー、みなさまが支えてくださいました。

 再春館での3年間があって、私たちは成長できたと心から思っています。たくさんの思い出があり、みなさまへの感謝の思いはこれから先も絶対に忘れません。

 私たちは、もっと成長して次のチャレンジをするために、思い出と感謝のある再春館を離れて新しい環境に移ることを決めました。再春館チームでの最後の試合になると決めていたTOP4では、再春館の恩返しのために絶対に負けられないという決意でたたかいました。チームは優勝でき、すごく嬉しかったです。

 これから先も再春館のみなさまと心は一緒です。もっと成長して強くなった姿をみなさまにお見せすることが、再春館のみなさまへの恩返しだと思っています。

 二人で心をこめて書きました。書き上げたのは4月13日でした。今までいろいろありましたし、書いてからもいろいろあり、いろんな思いもあります。しかし、このメッセージも私たちからの心からのものです。どうか受け止めてくださいますようお願いいたします。

 どうか今後も応援をよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」(原文ママ)

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 30日午後にアジア選手権(中国・武漢)から帰国した際、2選手は退部の質問に「お答えできない」とだけコメントしていた。新たな所属先の岐阜トリッキーパンダースは24日に既に2人の加入を発表している。