フィギュアスケート男子の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が6日、東京・アリーナ立川立飛で行われたバスケットボールBリーグのアルバルク東京-京都ハンナリーズ戦にゲストとして登場し、バスケットボールのシュートにも挑戦した。

 A東京から背番号12の「SHOMA」のユニホームを贈られ、第2クオーター(Q)のオフィシャルタイムアウトでは、30秒間で何本シュートを成功させられるかの「シュートチャレンジ」に挑戦。「本当に下手なので期待しないでください」と苦笑いしつつも、右サイド、左サイド、中央と3本のシュートをスムーズに決めた。宇野は「シュートチャレンジをやると聞いたときは『大丈夫か』と思った。寝てきたからか(シュートの)練習時間がなくて、距離感が最初はつかめなかった。何本か打つうちに慣れたのかな」と笑みを浮かべた。

 Bリーグの試合も初めて観戦し「フィギュアはジャンプとか成功させたときに大きく盛り上がるけれど、バスケは違うなと思った。フィギュアでは、お客さんは選手全員に拍手を送るけれど、フリースローの時とかは声援と違うかけ声のなかでプレーする選手はどういった心境なんだろうと思った。フィギュアにホームとか多少はあるだろうけれど、そこまで変わらないので、アルバルクの応援として来ているけれど、相手チームがかわいそうだなと思って見てしまった」と素直な感想を話した。