車いすテニスのジャパンオープンが14日、福岡県飯塚市の筑豊ハイツで開幕し、男子世界ランク3位の国枝慎吾(34=ユニクロ)が順当に2回戦に進んだ。

 同43位の荒井大輔(30)を6-0、6-0のストレートで圧倒し「上々のスタート。自分のテニスに期待している」。16年リオ・パラリンピック後に手術した右肘の痛みから解放され、1月の全豪で3年ぶりの4大大会優勝を飾った。今年から男女優勝者に天皇杯・皇后杯が下賜されることになり「日本選手が取れるように自分もトライする」と3年ぶり9回目の優勝を狙う。