1968年のオープン化以降のウィンブルドンで、シングルスの日本勢は96年に女子の伊達公子がベスト4に進出したのが最高成績。準決勝は第1シードのシュテフィ・グラフ(ドイツ)に挑んだが、日没順延を挟む2日間の戦いでフルセットの末に敗れた。

 95年の男子でベスト8入りした松岡はコート上を駆け回り、あおむけになった歓喜のシーンが語り草。第2シードのピート・サンプラス(米国)との準々決勝は第1セットを奪ったものの、逆転負けした。