日本航空(JAL、本社=東京・品川区)は10日、フィギュアスケート女子の本田真凜(16)と同社のアイススケート部に所属する契約を締結したことを発表した。

 同社は「JALは、世界を舞台に挑戦を続ける本田選手を、JAL所属選手として、これまで以上にサポートしてまいります」とコメント。本田は同社と16年11月にスポンサー契約を結んでいた。

 今季がシニア2年目となる本田は、春から拠点を米国に移し、世界選手権男子優勝のチェン(米国)や、過去に浅田真央さんを指導したラファエル・アルトゥニアン・コーチ(61)に師事。通っていた大阪・関大高から青森山田高に転校し、新生活をスタートさせていた。

 昨季は目標だった18年平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)出場を逃し、今後は22年北京五輪を目指しての再出発となる。

 本田は「いつも応援ありがとうございます。このたび、JALアイススケート部に所属をさせていただくことになりました。海外の試合などで移動も多いので、とても心強く思っています。今シーズンは、新しい自分を皆さんにお見せできるよう、頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします」と同社を通じて決意表明。これに伴い、東京都連盟の在籍選手となる運びだ。