バスケットボール男子日本代表で昨季Bリーグレギュラーシーズンの最優秀選手賞(MVP)に輝いた比江島慎(27)が3日、都内で会見を開き、NBLオーストラリアのブリスベン・ブレッツへの移籍決定を報告した。

 日本人初のNBL移籍に「ワールドカップと東京オリンピックを考えて、この年での移籍がラストチャンス。マッチアップする選手がでかくてごついので1対1で鍛えて日本代表にも還元したい」。NBLのレギュラーシーズンは全28試合で、Bリーグ60試合の約半分。「もらえるお金も少なくなる。今年1年は目先のお金よりチャレンジ」と自身に磨きをかける決意を新たにした。7月に発表した栃木との契約は解除して、ブレッツに移籍する形になる。