日本バレーボール協会は27日、都内で会見を開き、9月9日(日本時間10日)にイタリア、ブルガリア共催で開幕する男子世界選手権に出場する日本代表14人を発表した。

膝、腰の故障から7月末の韓国2連戦で復帰したエース石川祐希(22=シエナ)、5~6月の国際大会ネーションズリーグでオポジットに定着した西田有志(18=ジェイテクト)らがメンバー入りした。

大会には各地域予選を勝ち抜いた24カ国が参加。6カ国ずつ4組に分かれて総当たりの1次リーグを戦い、各組上位4カ国、計16カ国が2次リーグに進む。以下、3次リーグ、決勝ラウンドが行われる。

世界ランク12位の日本は1次リーグA組で、開幕日にローマで地元イタリア(世界4位)と対戦。その後はフィレンツェでドミニカ共和国(同38位)、スロベニア(同23位)、ベルギー(同15位)、アルゼンチン(同7位)の順で対戦する。

中垣内祐一監督(50)は「ベスト8相当を目標に挑む。チームワークを強固に熱く戦いたい。非常に厳しい戦いになるとは思うが、チーム一丸となって目標を達成したい」と決意を明かした。日本は前回14年大会はアジア予選で敗れて本大会出場を逃しており、13位だった10年大会以来2大会ぶりの出場になる。

メンバーは以下の通り。

<オポジット>大竹壱青(22=パナソニック)西田有志(18=ジェイテクト)

<アウトサイドヒッター>福沢達哉(32=パナソニック)柳田将洋(26=ルビン)石川祐希(22=シエナ)浅野博亮(27=ジェイテクト)

<ミドルブロッカー>山内晶大(24=パナソニック)李博(27)高橋健太郎(23)伏見大和(26=以上東レ)

<セッター>藤井直伸(26=東レ)関田誠大(24=パナソニック)

<リベロ>井手智(26=東レ)古賀太一郎(28=豊田合成)