世界ランク6位の日本は同3位のセルビアに0-3(19-25、18-25、23-25)で敗れ、準決勝進出へ後がなくなった。2次リーグで3-1と逆転勝ちしたリオデジャネイロ五輪銀メダルの強豪相手に連勝を狙ったが、高さとパワーに屈した。

日本は黒後に代えて石井を先発起用し、長岡、古賀を含めて攻撃的な選手を3人並べるオーダーでスタートした。しかし、第1セットはサーブレシーブが乱れ、攻撃が単調になったところをブロックにつかまって失点。終盤に追い上げものの失った。

第2セットも流れは変わらなかった。相手の高く、パワフルで多彩な攻撃を止められない。サーブレシーブも不安定なままで、攻撃にも切れを欠いた。終盤に黒後を投入し、長岡がライトから反撃したが及ばなかった。

第3セットは黒後、長岡に代えて新鍋を入れてスタート。田代、荒木らの好サーブと黒後、古賀の攻撃で終盤までリードしたが、最後に逆転されてストレート負けした。

3次リーグは6チームが2組に分かれて争われ、各組上位2チームが準決勝に進む。今日15日、世界7位で2次リーグまで9戦全勝のイタリアと対戦するが、目標とするメダル獲得へ夢をつなぐには勝つしかなくなった。

H組では世界ランク1位の中国が同2位の米国を3-2(25-22、19-25、20-25、25-23、15-9)で下し、2次リーグに続く対戦で連勝した。