フィギュアスケートの西日本選手権が1日、名古屋市ガイシプラザで開幕した。女子にはシニアデビュー戦となったオンドレイ・ネペラ杯(9月)を制した紀平梨花(16=関大KFSC)が出場。

開会式とショートプログラム(SP、3日)の滑走順抽選後に「最近も変わらず、ずっと調子はいい感じ。自信がつくような試合にしたい」と意気込んだ。グランプリ(GP)デビュー戦となる第4戦NHK杯(11月9~11日、広島)へ弾みをつけていく。

前週のGP第2戦スケートカナダでは、同じシニア1年目の山下真瑚(15=愛知・中京大中京高)が2位と躍進。同い年の好演技を日本から見つめ「仲のいい友達で、いい刺激になりました。もっと頑張りたい」と言い切った。今大会は全日本選手権の選考会となるが、紀平は17年3位でシード権を獲得しており、GPへ調整の意味合いが強くなりそうだ。