日本スケート連盟は29日、世界国別対抗戦(4月11~13日・マリンメッセ福岡)をけがで欠場することになった男子の羽生結弦(ANA)の診断について発表した。

診断名は「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷、三角靭帯損傷、右腓骨(ひこつ)筋腱(けん)部損傷」で、けがをした受傷日はグランプリ(GP)第5戦ロシア杯(モスクワ)の行われた2018年11月17日。

「現在も足関節に疼痛と炎症が残存しており、今後も約2-3カ月の加療が必要の見込み」と発表された。

羽生は今季GP第5戦ロシア杯のフリー前の公式練習で右足首を痛め、まったく同じ診断名で「受傷後3週間の安静固定、その後のリハビリに約1カ月を要す見込み」とされ、GPファイナルなどを欠場した。この時のけがを抱えたまま、先の世界選手権で2位となっていた。