世界ランク11位の日本が3-0で同7位のアルゼンチンを破り、2勝2敗とした。

エース石川祐希(23=パドバ)が1人で28点を挙げて快勝の原動力になった。

左右、バックから強打をたたきつける。サーブで連続得点の流れをつくった。スパイクで21点、サーブで3点、そしてブロックでも4点。「大きなケガもなく、いいコンディションが維持できている」と石川。昨年のこの大会は慢性的な膝、腰痛の治療に専念するために欠場したが、その休養が今の体調につながっている。

石川にコート上でのリーダーシップを要求する中垣内監督も「28点ですか。今日は彼に助けられましたね」とエースの活躍にニンマリ。8日には世界1位のブラジルと対戦するが、石川の言葉は力強かった。「個人個人が役割を果たせば勝つチャンスはあると思う。トライしていく」。