ウィザーズのルーキー八村塁(21)が、敵地でのマジック戦に開幕から11試合連続で先発し、約27分の出場で6得点、4リバウンド、2アシストを記録した。

失点数がリーグで最も少ないマジック相手に、ゴール下まで切り込むことができず、苦しい体勢からのシュートを強いられるなど苦戦。第1クオーター(Q)は8分出場も無得点。初得点は第2Q残り3分20秒、中央で自ら持ち込み、レイアップシュートを決めた。ただ、前半はこの2点のみに終わった。

唯一の見せ場は第3Q残り9分28秒、ゴール下に走り込み、ブラウンJr.からのパスを空中でもらい、豪快にアリウープを決めた。

チームは相手選手をゴール下でフリーにしてしまったり、簡単にボールを取られるシーンが目立つなどディフェンスが機能せず、マジックに125点を献上した。

第4Q終盤、八村も入り、ディフェンスで貢献。残り1分で1点差まで追い上げる粘りを見せたが、惜しくも4点差で敗れ初の連勝はならず、開幕から3勝8敗となった。