BMXフリースタイル・パークの中村輪夢(17=ウイングアーク1st)が、東京オリンピック(五輪)「前哨戦」の予選をトップ通過した。東京五輪のメダル候補が集まった混戦の中、中村はランとベストトリックの合計で103点(120点満点)を獲得。世界ランク1位のローガン・マーティン(26=オーストラリア)らライバルを抑えて26日の決勝に進んだ。スケートボード・ストリートの堀米雄斗(21=XFLAG)もトップで決勝進出を果たした。

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スケートボード・ストリートの「ガチ対決」は堀米がリード。「緊張している」といいながらもランとベストトリックで168点(200点満点)を出してトップで決勝に進んだ。東京五輪金メダルへの最大のライバルとなる王者ヒューストンは162点で2位。国内大会出場は15年以来5年ぶりだが「覚えてないくらい久しぶり。決勝では人がやらないようなトリックをしたい」と、ライバルとの対決を楽しみに話した。