日本スケート連盟は12日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったフィギュアスケートの世界選手権(16~22日、カナダ・モントリオール)に出場予定だった宇野昌磨(22=トヨタ自動車)のコメントを発表した。

「今回、このような形でシーズンが締めくくられてしまうことに残念な気持ちもございますが、まずは世界中の人々が安全な日常を送れる日が一刻も早く来ることを願っております。明けない夜はないと信じ、これからもアスリートの本分を全うし、今、自分にできることを精いっぱいやっていきたいと思います」

17、18年と2年連続で2位に入っていた宇野は、年明けから06年トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエル氏が正式にメインコーチとなった。

スイスを拠点に練習を重ね、2月のチャレンジ・カップ(オランダ・ハーグ)では初優勝と調子を上げていた。