バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)のシーホース三河は27日、19年W杯日本代表でA東京から滋賀に期限付き移籍していたシェーファー・アヴィ幸樹(22)を獲得したと発表した。

今季は滋賀で全41試合に出場していたシェーファーは「歴史あるクラブでプレーさせてもらうチャンスをくださりありがとうございます。自分はまだまだ足りないところだらけですが、泥臭く一生懸命に、自分のできることを頑張りたいと思います」と力を込めた。

米国人の父、日本人の母を持ち、大阪・吹田市で生まれた。身長205センチと強靱(きょうじん)な体を生かし、インサイドで存在感を示してきた。新型コロナウイルスの影響で今季が打ち切りとなり、滋賀のブースターへは「試合をする度にチーム全体が成長し、強くなっていた時に、コロナの影響で中途半端に終わってしまったことが残念です。途中で終わったシーズンでしたが、チームとして、そして自分個人としても成長できたとても良いシーズンでした。短い間でしたが、本当にありがとうございました」と思いを込めた。