前日7月31日にトップリーグ(TL)神戸製鋼入りが発表された、チーフスの元NZ代表SOアーロン・クルーデン(31)がSR100試合出場を達成した。

入場時には一足先にグラウンドへ姿を見せ、地元ファンの拍手に包まれた。

新型コロナウイルスの影響により、NZの5チームで行われている「SRアオテアロア」で、チーフスは前節まで開幕6連敗。今節で初勝利を目指したが、4勝1敗で乗り込んできたクルセーダーズに後半引き離された。クルーデンは自陣ゴール前のボール争奪戦などで存在感を発揮。試合終盤に途中交代となり、ベンチでは仲間と抱き合った。だが、記念すべき試合で悔しい7連敗となった。

クルーデンは11年W杯NZ代表の司令塔として、6大会ぶりの優勝に貢献。15年イングランド大会は左膝負傷の影響で落選し、以降はフランスでもプレーした。SRでは10~11年にハリケーンズ(NZ)、12~16年にチーフス、20年から再びチーフスで活躍した。

日本のTLは21年1月開幕予定。クルーデンは神戸製鋼加入発表時に「スタッフやチームメートたちとハードワークし、チームと会社に貢献したいと思っています。コベルコスティーラーズでプレーすることを、心から楽しみにしています」とコメントしている。