全日本ジュニア女王の松生理乃(16=中京大中京高)が、139・17点、合計204・74点をたたき出した。ジャンプの基礎点が1・1倍になる演技後半に3つのコンビネーションジャンプを集める構成で、伸びやかな演技。スコアを見ると驚きの表情を見せた。

「滑る前はすごく緊張して、不安がたくさんあったが、大きなミスなくまとめられた。後半に全部のコンビネーションにして点を伸ばせているのはうれしいこと。これからもそうしていきたい」と笑顔で話した。

25日のSPでは冒頭のジャンプに向かう助走でいきなり転倒したが、ジャンプはすべて成功。気迫で演技をまとめたが、SP7位だった。「あと少しで最終グループ(6位以内)だった。凡ミスをなくして、しっかりやっていきたい」と来季を見据えた。

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