五輪2大会連続2冠の北島康介氏(38)が5日、都内で行われたプロダンスリーグ「D.LEAGUE」第3戦にゲスト審査員を務めた。

9チームのダンスパフォーマンスを見届けると「楽しませてもらいました。超気持ち良かったです! 『何も言えねえ』って感じです」と、自身の名言も引き合いに優勝した「エイベックスロイヤルブラッツ」を祝福した。

試合後に取材に応じ「新しいスポーツとか、エンターテインメントの形とか、今後の可能性を秘めているリーグになると思いました」と話した。参加チームの「KOSEエイトロックス」は、パリ五輪から正式種目となる「ブレーキン(ブレークダンス)」を得意とし、五輪候補となるダンサーも多い。そのことを伝え聞いた北島は「五輪に出たいと思ってくれているのは、オリンピアンとしてもうれしい。ブレーキンを見るのも楽しみです」と笑顔を見せた。

自身も、競泳国際リーグ(ISL)で「東京フロッグキングス」でGMを務めるなど、水泳のプロリーグにも関わる。「水泳をいかに世界のプロリーグとして求められるものにするかという目線でも今日は見させていただきました。どのスポーツも陽のあたらない選手もいるし、地道に頑張っている選手に光を当てるということでも可能性を感じました」と話した。