カーリング女子ロコ・ソラーレを3月で退団した吉田知那美(34)が、4月から参戦するカナダでのロックリーグでの確かな手応えを明かした。このほど都内で日刊スポーツのインタビューに応じ、「期待以上のゲーム性、チームを作り上げることができ、すごい良かった」と充実した表情を浮かべた。ロックリーグはカーリング界初のプロリーグで、各国から選手が集まってチームを編成。「タイフーン」で主将を務めた。

2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)女子で金メダルを獲得したアンナ・ハッセルボリ(スウェーデン)らとチームを組んだ。「今までライバルだった選手たちとチームになる。国境をなくす=ノーボーダーで戦うというところで、練習時間が1日しかなかった中、こんなにクオリティーの高い大会をすることができるんだ」と感動。あらためてカーリングの魅力を感じている。

2018年平昌五輪で銅、22年北京五輪で銀メダルを獲得したロコ・ソラーレから離れ、「プロ選手」としてのキャリアがスタートした。来季もロックリーグ参戦が決まっており、タイフーンでプレーする予定。リーグは27年1月に開幕する。

「周知に関してはまだまだ伸びしろがある。私がキャプテンとして呼ばれた理由の一つに、きっと日本でのプロリーグの周知、PRが大きな役割の一つだと思うので、これから発信していけたら」

使命感を持ち、積極的に取り組むつもりだ。【保坂果那】

◆吉田知那美(よしだ・ちなみ)1991年(平3)7月26日、北見市常呂町生まれ。小学2年からカーリングを始める。網走南ケ丘高卒業後、カナダ・バンクーバーに留学。11年北海道銀行入りし、14年ソチ五輪出場。同年ロコ・ソラーレ入り。22年7月に全日本スキー連盟アルペンのコーチを務める河野恭介氏と結婚。3姉妹の次女で、妹はロコ・ソラーレ吉田夕梨花。

【カーリング】元ロコ・ソラーレ吉田知那美が五輪卒業宣言「河野知那美としてかなえたい夢がある」/インタビュー