競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が8日、自身のSNSでちょうど2年前の白血病と診断された日を振り返った。

病院のベッドで、ピースサインをつくった笑顔の写真を掲載。「2年前の今日。人生のどん底に突き落とされた日。あの日を一生忘れることはできません。だけど、白血病の診断をうけた後の自分は、思いっきり泣いた後、マネジャーさんに、写真を撮って! といえるほど、こんなに笑顔でした」。

そして笑顔の理由について「全てのことに解放され、ホッとしていたのかな。1年前とはまた違った気持ちで今日を迎えた気がする。2年前の自分に、2年後はもっと笑顔になれてるよって伝えてあげたい。1年前はまだ退院して間もなくて、免疫抑制剤も飲んでいたし、吐き気もあったのかなあ? よくここまで頑張った!!!」とつづった。

池江は、7日にジャパン・オープン女子50メートル自由形で2位に入った。昨年8月のレース復帰から4戦目で初めて表彰台に上がった。

次戦は、東京都オープン(20、21日、東京辰巳国際水泳場)で本命種目の100メートルバタフライにエントリーしている。