男子準決勝で高校生チームの常呂ジュニアが、前年準優勝のTM軽井沢を8-5で破って決勝進出を決めた。序盤にリードを奪い、中盤に差を詰められながらも後半に突き放した。決勝では3連覇を狙うコンサドーレと対戦。今大会ではここまで1勝1敗と互角に渡り合っている王者から勝利して優勝を手にすれば、来年の北京オリンピック(五輪)出場への道も開けてくる。

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男子はコンサドーレが決して本調子ではないが、しっかり最後は勝ちきっている。今季は海外遠征や公式戦から遠のいた影響もあると思うが、調子が良ければ決める場面でもミスがある。

12日に常呂ジュニアと2試合対戦し、プレーオフ(PO)で第5Eなど、投げる前からメンバーで「それをやったらまずいよね」って確認していた場面でそのような展開になってしまって逆に2点決められた。戦術面では早い段階でのウィックショット(ハウス手前のガードをずらす)が多くなってきている。

常呂ジュニアはもともと力はあったが、のびのびとチャレンジャーの気持ちでできているのがいい。試合ごとに成長できている。

優勝したチームは4月にカナダで開催予定の世界選手権に出場する。おそらく大会まで国内での調整を余儀なくされるが、試合勘が大事。今大会で負けたチームは悔しいと思うが、今後の日本カーリング界のためにも、勝ったチームと練習試合をやって送り出すなど、みんなでサポートすると良いのではないか。(98年長野五輪スキップ)