22年1月開幕を予定するラグビーの新リーグ(3部構成)で、1部の12チームをトップリーグ(TL)勢が占めることが5日、分かった。昨季TL優勝を飾ったパナソニック、準優勝のサントリー、躍進したNTTドコモ、2回のTL優勝を誇る神戸製鋼など8強は全て1部入り。そこにNEC、NTTコミュニケーションズ、東芝、ヤマハ発動機を加えた構成となった。

トップチャレンジリーグ(TCL、TL2部相当)2位の近鉄、5位の釜石などは2部(6チーム)、TCL優勝の豊田自動織機、強化方針見直しのサニックスは3部(6チーム)となる見通し。入れ替え戦は行われる予定という。振り分けは審査委員会が担い、競技力だけでなく、事業面やスタジアムなども審査対象とされてきた。提出された順位を基に日本協会で最終決定し、すでに各チームにも伝えられているという。

概要は今月15日に発表される予定。経緯など透明性を示す説明が求められる。