東京オリンピック(五輪)で29年ぶりのベスト8進出を果たした世界ランキング11位の日本が、ネーションズリーグ初戦を白星で飾った。

同16位のオランダに3-1(22-25、26-24、25-22、25-17)だった。

オポジット西田有志(ジェイテクト)がチーム最多の25得点をマーク。主将のアウトサイドヒッター石川祐希(ミラノ)、高橋藍(日体大)らも要所で得点を重ねた。

フランス出身のフィリップ・ブラン監督(62)にとって初陣。大会直前にミドルブロッカー高橋健太郎(東レ)の新型コロナウイルス感染が判明して欠場が決まった中で、同じミドルブロッカーの小野寺太志(JT)、山内晶大(パナソニック)、村山豪(ジェイテクト)が奮闘した。

ネーションズリーグは予選ラウンドで16チームが12試合を戦い、上位8チームがファイナルラウンドに進出する。24年パリ五輪出場に向けて、世界ランキングを上げるためにも重要な大会となる。