フィギュアスケートのアイスダンスで北京オリンピック(五輪)個人4位、団体銀メダル(暫定)のマディソン・チョック(29)エバン・ベーツ(33)組(米国)が婚約した。

同国フィギュアスケート協会が日本時間17日、公式ツイッターで報告、祝福した。

ピープル誌(電子版)による一報を引用する形で「氷上でもオフでもパートナー! 2人が6月11日にタイで婚約しました。交際6年、アイスダンスのパートナーとなって11年ということで、意義深い。マディソンとエバン、おめでとう!!」と投稿した。

同誌によると、休暇先のタイでベーツがチョックにプロポーズ。1920年製のカルティエのビンテージリングを用意し、ビーチにひざまずき、求婚したという。16年の交際開始から「6」年と、カップルを結成した11-12年シーズンから「11」年という数字を大事にし、選んだ日が「6月11日」だった。

あいにくの雨天だったが「計画を実行した時だけ小降りになったんだ」とベーツ。チョックも、こう人生幸せの時間を迎えた。

「その時、私は荷物をたくさん持っていて両手がふさがっていたんだけど、何が起こったのか理解した瞬間、すべてを砂の上に投げ捨てて、はっきりと『イエス』と答えたのよ」

元全米王者の2人は15年世界選手権で銀メダル。4大陸選手権は19年から2連覇した。五輪には14年ソチから3大会連続で出場し、今年2月の北京団体戦で初の銀メダルに輝いていた。